童謡を未来の風に乗せて

「童謡」は日本が世界に誇ることのできる特有の音楽文化であるといわれています。

大正７年に”子どもたちに良い歌を”という理念の下に多くの作詞家や作曲家が作った「童謡」はその後も引き継がれ多くの歌が生まれ、多くの子どもたちの心を育んで来ました。

しかし時代の変化とともにこの「童謡」が忘れられてしまう危機感をおぼえ、歌手である大庭照子は平成元年10月10日阿蘇で開催した「アスペクタ童謡ピクニック」の会場で、阿蘇発の童謡運動の発信地として日本国際童謡館設立構想を発表しました。

設立にあたっては3つのビジョンを掲げ、このビジョンに深く共感し「阿蘇からの風」の童謡運動を受けとめ、多くの方々がかかわりを持ち参加できる場にしたいという思いからNPO（特定非営利活動）法人日本国際童謡館を日本と米国ハワイ州に設立し、「童謡」を次の世代に継承するため活動しております。